オニゴーリ

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2020-21 Knicks PO 1st round 感想


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(ニックス公式ツイッターより。)

どうも、ラファエル・ナダルです。試験があって忙しかったので第5戦見るのが遅くなっちゃいました。プレイオフの感想を書いていこうと思います。

Knicks(4th) vs Hawks(5th) 1-4

僕はもともとニックスもホークスも両方チャレンジャー的な立場だと思ってたので、負けたのも何ら不思議ではない。

ランドル、バレット、ブロックは絶不調、チーム全体でもシュートの確率は悪すぎる。全然点が取れなかった。

ただ、差がついた原因はそんなことよりも、対策不足のほうが大きいだろう。ヤングを全く止められず、他のシューター陣にもスリーを決められまくった。

それに対し、ホークスはランドルに徹底したディフェンスを仕掛け、ローテーションも速く、ランドルにほぼ仕事をさせなかった。また、ヤングは自分でシュートをクリエイトする力の低いブロックをマークし、ランドル対ヤングのミスマッチができたときにもしっかり方向づけをして追い込もうとするなど、ヤングがホークスのディフェンスの穴になっていなかった。

あと、BIG15という割には個人プレイが多くて、ランドルが止められたらローズ、バークスが攻めるしかない、みたいな良くない流れがあった。

正直試合見てて(ヤングのせいでもあるが)かなりイライラしたし、ほぼいいところがないシリーズだったように思える。

シボドーは問題があったとき対処しようとは思わないのだろうか。問題があったら、どうすれば解決できるだろうかと思考を巡らせて、様々なアプローチを試みるというのが基本だと思うのだが。

僕にとって馴染み深いところで言うなら、例えばわからない数学の問題があって、自分で最初に解こうとした方針では上手く行かないと思ったら、過去に自分が解いた問題を思い出して、じゃああのときの考え方が使えるんじゃないか、とか色々試行錯誤すると思うのですが、違うでしょうか。

今回の主な問題といえば、ヤングが止められない、シュートが入らないというものだった。だったら過去に少しでもヤングを苦しめたニリキナを使ってみようとか、ペイトンをもう少し長く使ってみようとか、ノックスで流れを変えられないか、とかいう考えには至らないのか?

レイオフは最低でも4試合ある長い戦いなんだから、最初の2試合は我慢するにしても、3試合目くらいからなにか変化が欲しい。シボドーが出した答えはローズの先発起用。果たしてこれは最適解だったのか?

とはいえ誰かもおっしゃっていたとおり、シボドーたちコーチ陣はプロフェッショナルで、僕らはただの素人なので、僕らのわからない部分で何かあるのかもしれない。

ただそれにしても、特にニリキナについては、ブロックの代わりにヤングをマークさせておけばあれほど楽に展開させることは阻止できたかもしれない。久々のプレイオフだっただけに、同じことをやられ続けて負けたのは本当にもったいないし、悔しかった。采配次第でなんとかなったのかなあ…。純粋にチームとしての力で劣ってたね。

 

来季以降を見据えて…

ここまでネガティブだったのでここからはポジティブに。(というかそもそも僕はネガティブ志向なので…)

前も書いたけど、シーズン前の低評価からすれば今季のニックスはよくがんばったし、プレイオフに出られただけでも大きな価値があるも思う。

ランドルは加入してまだ2年。バレットなんてまだ20歳。(もうちょいで21かな?) まだニックスが形になって最初のシーズンなんだから、一回戦負けでも落ち込むことはないのかな、と冷静になってみると思える。

それに、バレット、トッピン、クイックリーの若手組に早いうちにプレイオフを経験させられたのもいいことだ。特にトッピンに関しては、RSでは自分の役割を見失ってるのかな?って思う時期もあったけど、POに入ってからの活躍を見ると、ようやく使えるメドが立ったんじゃないかな。

さらに、POでは観客がたくさん入ってて、ついにMSGに熱狂が帰ってきたことも実感できた。

オフにどんな動きに出るのかはわからないけど、今の方向性を保ったまま上手いこと夏を乗り切ろう。今年のメンバーはみんな大好きなので。

(僕は若手至上主義者なので、30半ばくらいの選手を獲得するのはできればやめてほしい…。タージみたいな脇役ならまだいいが)

オフの課題はもちろんオフェンスの構築。正直見ていられないくらい酷かった。バレットにもっと攻めさせよう。

来年はどんなシーズンになるだろう。ビルドサはどれだけ通用するのか。どんな開幕ロスターになっているのか。今からもう楽しみで仕方がない。

というわけでコロチキ・ナダルでした。また来年もニックス応援しましょう!