はじめに
こんにちは。乙骨憂太です。
元気は無いですが、今季の前半戦が終了したので、いろいろまとめていこうと思います。厳密に言うと前半戦は41試合終了時点ですが、キリがいいのでオールスター前後で一区切りとします。
一応筆者の観戦履歴を書いておくと、昨季は諸事情により3月から観戦再開。今季は2/7のジャズ戦以外は全部見ました。なんで見てないんですか? 知りません。
そんなわけで感想を書きますね。
書き終わって読み返してみると、けっこう平凡な内容しか書けてなかったのですが、それでもよろしければ読んでくださると嬉しいです。
New York Knicks (25-34)
最大貯金 : 4 (5-1) 最大借金 : 9 (25-34)
シボドーHCによるディフェンス強化に成功し、予想外の大躍進を遂げた昨季のニックス。
昨夏、新戦力としてケンバとフォーニエを迎え入れ、ドラフトではグライムスらを獲得。ブロックやニリキナを放出したものの、課題であったオフェンス力の強化への解答となりうる的確な補強であると思った。
サマーリーグではトッピンの成長が見られ、グライムス、デュース、シムズもいい活躍を見せた。
プレシーズンでは4戦全勝と、大きな期待を背負って開幕した21-22シーズン。開幕直後は5勝1敗と好スタートを切り、順調に勝ち星を重ねていくかに思われた。
しかし、浮かれていた我々はあることを完全に忘れていたのである。
それは、我々が応援しているのは、“ニューヨーク・ニックス”であるということだ。
そう簡単にいくわけないじゃん。俺も去年、応援してきてこれまでにないほどの勝利を味わってきたものだから、完全に調子に乗ってたよ。
その後のニックスは勝率5割前後を行き来し、良くなったと思えば悪くなったりと、不安定な戦いを続ける。ディフェンス力の低下を感じたシボドーは、一時期ケンバをローテ外にするなどの策を講じるも、思うように勝ち星を伸ばすことはできず。
1/15のATL戦後の戦績は、22勝21敗。ちょうどこの試合までの11試合で8勝3敗と、波に乗り始めていたところだったが、これ以降連勝は無く、大きな借金生活に突入することとなる。
オールスター期間に突入した現在、借金は今季最大の9。
果たしてここから巻き返してプレイインに滑り込むことはできるのか。
しかしこれ以上ニックスに残された策は多くなく、見込まれる好材料はローズの復帰くらい。
個人の意見だが、もしローズの復帰で勝ち始めたとしても、それってチームとしての力は全然無いって言ってるようなものだと思うんだよな。ベテランのスター選手に頼らないと勝てないチームなんてあまりにも情けないよ。ローズがいなくても俺がチームを引っ張るんだ!という気力を感じる選手は、俺に言わせればここまで一人もいなかったよ。
具体的に今のチームの何が悪いのかとかは、俺にはわからない。シボドーだって答えを見つけられていないんだもの。だからあんまり分析とかはしないです。
さっきの俺みたいにネガティブにごちゃごちゃ言っても、もうこうなってしまった以上は仕方ないので、ここからでもできることを全てしっかりやってほしい。
ここからはかなり厳しいスケジュールが続くけど、頑張れニックス! 負けてもいいから意地を見せてくれ! 特にランドル。前半はつらい時期も多かったけど、今せっかく良くなって来てるんだから、後半も継続しよう。チームの結果がついてこなくても、ランドルが全力で頑張る姿を見せてくれるだけで俺は満足だよ。ファンが何と言おうとリーダーなんだから。
では恒例(?)の、選手についてぶつぶつ言うコーナーへ。
各選手について
確か前回は五つ星評価をした気がするんだけど、今回は総合的な働きを10点満点で評価しようと思います。あと、後半戦だけで採点したら何点になるだろうかという、個人的な予想もつけてます。
(スタッツは2/17時点のもの、nba.comより)
ジュリアス ランドル PF
評価 : 3/10点 → 後半戦予想 : 8/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 71 | 71 | 37.6 | 24.1 | 10.2 | 6.0 | 0.9 | 0.3 | 3.4 | 45.6 | 41.1 | 81.1 |
21-22 | 57 | 57 | 35.7 | 19.8 | 10.2 | 5.2 | 0.8 | 0.6 | 3.5 | 42.1 | 30.6 | 76.5 |
MIPを獲得し、キャリア最高のシーズンを過ごした昨季から一転、今季はプレイ面、精神面ともに苦しい時間が続いた。
シュートが不調で(というより昨季が上振れただけだったのかもしれないが)確率がダウン。調べてみると、ノーチャージエリア内のFG%は昨年59.6%→今年62.3%と少し上がったが、それ以外のエリアでは全て大きく下がった。特にミッドレンジは41.5%→34.1%と、武器としては物足りないレベルまで下がってしまった。
自身の不調や、チームが思うような結果を出せないことによってか、かなりフラストレーションが溜まっていたように見え、試合中の態度やベンチでの行動が問題視されるように。ファンからの風当たりも強くなった。
ここから俺の意見。俺なんかが語れる立場じゃないのは承知だけど、ニューヨークを背負うっていうのはこういうことなんだと思う。俺ら日本人はわりと優しいけど、現地の人たちめっちゃ厳しいよね。ちょっと結果が出せなかったくらいでバシバシ批判してくるのがニューヨーカーだし、それを乗り越えて自身やチームの力にできるような選手じゃないとニューヨークを背負うに値しない。そういう意味で、今ランドルはこれまでで最も重要な時期を迎えているのだと思う。
ご存知の通りランドルは、対岸の都市ロサンゼルスを背負い続けた英雄を最も間近で見てきた選手のうちのひとり。次はランドルが証明する番。大きな試練だけど、絶対乗り越えられるはず!
ようやくオールスター前になってエンジンがかかってきたね! 今年は勝てないかもしれないけど、最後まで全力で戦う姿を見せてほしい!
RJ バレット SG-SF
評価 : 6/10点 → 後半戦予想 : 9/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 72 | 72 | 34.9 | 17.6 | 5.8 | 3.0 | 0.7 | 0.3 | 1.9 | 44.1 | 40.1 | 74.6 |
21-22 | 48 | 48 | 33.1 | 18.0 | 5.7 | 2.6 | 0.5 | 0.3 | 2.0 | 41.2 | 35.4 | 69.5 |
2年目だった昨年は、アウトサイドシュートが大きく改善し、まずまずの進歩を見せた。
3年目の今季、さらなる成長が期待されたが、シーズン序盤は苦しい立ち上がりとなった。ディフェンスの向上は早い段階から見せてくれていたが、オフェンスが不調で、思うように得点が取れなかった。
しかし直近20試合では平均22.7点、5.9リバウンド、3.3アシスト、スリー成功率37.7%と、シーズン前に期待していた姿に徐々に近づいてきている感じがする。
1/6のBOS戦の決勝ブザービーターは今季のニックスのハイライトのひとつ。ものすごいタフショットだけどよく決めました。
しかし、君だけじゃないが、フリースローを決めなさい。特に君みたいに、逃げずに体を当ててファウルを引き出す能力がある選手が7割超えてないのはさすがに厳しいです。
やはりどう考えてもニックスの未来はバレットの成長具合にかかっている。後半戦はさらにギアを上げてくれると信じてるよ!
ケンバ ウォーカー PG
評価 : 2/10点 → 後半戦予想 : 3/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(BOS) | 43 | 43 | 31.8 | 19.3 | 4.0 | 4.9 | 1.1 | 0.3 | 2.0 | 42.0 | 36.0 | 89.9 |
21-22 | 37 | 37 | 25.6 | 11.6 | 3.0 | 3.5 | 0.7 | 0.2 | 1.3 | 40.3 | 36.3 | 84.5 |
ニックス待望のスコアリングガードとして入団したが、ここまでは期待に沿う活躍ができているとはいえないだろう。
ディフェンシブレーティングはチームで最も大きい114.5。ディフェンスでは穴になっており、自慢の得点力も思うように発揮できていない。
もうこんなことを言うニックスファンはほぼいないと思うが、俺はケンバがスタメンでいいと思ってる。もう全盛期の力は残っていないのかもしれないが、今季ニックス唯一の週間MVP受賞者であり、まだまだチームに貢献する道は残されていると思う。
ニックスに来る前から好きな選手だったので、せっかく来てくれたからにはもっと活躍する姿が見たい。
エバン フォー二エ SF-SG
評価 : 7/10点 → 後半戦予想 : 8/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(ORL-BOS) | 42 | 36 | 30.0 | 17.1 | 3.0 | 3.4 | 1.1 | 0.5 | 1.7 | 45.7 | 41.3 | 78.8 |
21-22 | 57 | 57 | 29.5 | 14.5 | 2.9 | 1.9 | 1.0 | 0.3 | 1.4 | 42.4 | 39.4 | 72.3 |
夏に加入した、フランスの点取り屋。
個人的にはもう2、3点くらい多く取ってくれると思っていたのだが、おおむね期待通りの活躍はできていると思う。もう少し確率良くシュートを決めてくれるとなお良し。
ディフェンダーとは言い難いが、ハッスルプレイを見せてくれる場面も多く、気持ちがこもっている良いプレイヤーだと思った。
いずれもキャリアハイの10本のスリーと41得点を挙げた1/6のBOS戦を始め、32得点を挙げた10/20のBOS戦や、32得点を挙げた12/18のBOS戦など、フォーニエの得点力に助けられた試合は多い。ニックス以外全部セルティックスならよかったのに。
欠場が少ないのもいいね。タフな選手は大好き。
ミッチェル ロビンソン C
評価 : 7/10点 → 後半戦予想 : 9/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 31 | 29 | 27.5 | 8.3 | 8.1 | 0.5 | 1.1 | 1.5 | 0.8 | 65.3 | 0 | 49.1 |
21-22 | 53 | 44 | 25.4 | 8.4 | 8.7 | 0.4 | 0.7 | 1.7 | 0.8 | 76.2 | 0 | 51.4 |
今のニックスにおいて貴重な、高さでアドバンテージを取れるアスレチックセンター。過去3年はいまいちブレイクしきれない状態が続き、今季の開幕後もチームへの貢献度はさほど高くない印象であった。
しかし、年明け以降の活躍は目覚ましく、攻守で重要な存在となっている。特にオフェンスリバウンドは平均3.9本と大きな武器になっており、これはリーグ4位の好成績。
あと、今年は比較的健康体を維持しているのも良い。試合中ヒヤッとすることもあるが、大きな怪我はなくここまで来ている。
ノックス、ミッチ、トリアーの18年入団トリオはついにミッチだけになってしまった。寂しいな…。
デリック ローズ PG
評価 : 8/10点 → 後半戦予想 : 8/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(NYK) | 35 | 3 | 26.8 | 14.9 | 2.9 | 4.2 | 0.9 | 0.4 | 1.4 | 48.7 | 41.1 | 88.3 |
21-22 | 26 | 4 | 24.5 | 12.0 | 3.0 | 4.0 | 0.8 | 0.5 | 1.5 | 44.5 | 40.2 | 96.8 |
安定感の無い前半戦のニックスの選手たちの中で比較的安定した働きを見せていたのはこの男だった。
33歳という年齢もあり、プレイタイムは抑えていたが、短い時間でも切れ味の鋭いドライブと、セカンドユニットをまとめ上げる統率力は健在で、ニックスにとって理想のベテランと言える。
12/16のHOU戦以降、故障により欠場が続いているが、オールスター後にはまもなく復帰する見込みとのことなので、後半戦のスパートのカギとしての期待がかかる。
この歳になってもあんなにかっこいいんだから、ローズのカリスマ性ってやっぱり一味違うよな。
あとベンチにいるときによくかぶってる赤い帽子が非常に気になる。なんやあれ。クリスチーネ剛田かと思ったわ。
アレック バークス SF-PG-SG
評価 : 7/10点 → 後半戦予想 : 5/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 49 | 5 | 25.6 | 12.7 | 4.6 | 2.2 | 0.6 | 0.3 | 1.0 | 42.0 | 41.5 | 85.6 |
21-22 | 58 | 21 | 26.6 | 10.9 | 4.4 | 2.7 | 1.1 | 0.3 | 1.0 | 37.9 | 38.5 | 82.2 |
ケンバのローテ落ち期間にはスタメンPGとして出場。出場時間は安定せず、いろいろな役割に適応しなくてはならない、ある意味最も大変な立場だったのかもしれない。本当にお疲れさまです。
ディフェンスやファウルドローで地味ながらも着実に貢献する一方、FG%は自己最低。4Qにおける大活躍も昨季より少なくなった印象。
前も書いたけど、俺はバークススタメンは反対派。セカンドユニットで最大限輝ける選手だと思ってる。
G | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スターター | 21 | 35.3 | 12.8 | 5.4 | 3.5 | 1.3 | 0.2 | 1.1 | 33.2 | 33.3 | 84.9 |
ベンチ | 37 | 21.7 | 9.9 | 3.8 | 2.2 | 1.0 | 0.4 | 0.9 | 41.9 | 42.5 | 79.6 |
どうでしょう。なんでこんな傾向になってるかは知らんけど、ベンチの方が良くないですか?
後半戦も重要な役割を担い続けると思うので、ケガに気をつけて頑張ってほしい。
イマニュエル クイックリー PG-SG
評価 : 2/10点 → 後半戦予想 : 2/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 64 | 3 | 19.4 | 11.4 | 2.1 | 2.0 | 0.5 | 0.2 | 0.9 | 39.5 | 38.9 | 89.1 |
21-22 | 55 | 2 | 21.3 | 9.4 | 2.3 | 3.0 | 0.6 | 0.1 | 1.3 | 36.8 | 32.8 | 91.4 |
俺の中の今季一番のがっかりプレイヤー。
昨季から課題であった安定感の無さが、今季はさらに悪化。今季はPGとして出場する機会も増えたが、ゲームメイクも大きく改善したとは言えない。
依然として、ハマったときに絶大な威力を発揮する選手であることは間違いなく、今季も3Q終盤から4Qにかけて、自らの得点やアシストで一気に試合の流れを持ってくる場面が何度かあった。しかし、その後せっかく作ったチャンスを自分のターンオーバーなどで潰してしまうことが多く、とてももったいないと思った。
もっとできるはずだと期待しているが、このレベルのプレイが続くようだとレディッシュとかデュースをもっと出したほうがいいと思う。
オビ トッピン PF
評価 : 6/10点 → 後半戦予想 : 8/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 62 | 0 | 11.0 | 4.1 | 2.2 | 0.5 | 0.3 | 0.2 | 0.4 | 49.8 | 30.6 | 73.1 |
21-22 | 54 | 2 | 15.1 | 7.3 | 3.6 | 0.9 | 0.3 | 0.4 | 0.8 | 51.0 | 22.6 | 75.0 |
昨季はPFの控えが空いていたので、とりあえずランドルの休憩時間に育成目的で出していただけのように見えた。
しかし今季のトッピンは完全に戦力の一人として扱われていると言ってよいのではないだろうか。
豪快なアリウープやレッグスルーダンクでチームと会場を盛り上げるエンターテイナーとしてだけでなく、バスケプレイヤーとしても大きく成長したと思う。
できることは決して多くないものの、それゆえにできることはしっかりこなそうとトライし続ける姿勢が好き。攻守の切り替えの早く、チャンスさえあればインサイドでポジションを取りボールを要求し、ディフェンスも向上した。スリーも躊躇なく打ち、昨季よりも積極性は増している。
しかし、「無」になってしまう時間が長いのは大きな課題かもしれない。今季2得点以下に終わった試合は13試合。出場時間が短いとはいえ、存在感を示せない試合ではとことん示せない傾向があるように感じる。
あとはスリーな。決めような。
後半戦はローズの復帰で波に乗ることができるか。
クエンティン グライムス SG-SF
評価 : 7/10点 → 後半戦予想 : 9/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21-22 | 39 | 6 | 17.8 | 6.5 | 2.0 | 1.0 | 0.7 | 0.3 | 0.6 | 42.1 | 39.8 | 64.7 |
シーズン序盤こそ出場機会に恵まれず、実力を発揮できない日々が続いたが、ガード陣が手薄となった12/12のMIL戦で先発出場の機会をゲット。39分で27点、3リバウンド、3アシスト、3スティール、スリーは7本成功。
この試合の後にプロトコル入りしてしまうも、見事にチャンスをものにし、これ以降ローテーションに定着。25位指名のルーキーとしては十分すぎる活躍。典型的な3&Dタイプで、パスの判断が早く、ボールを止めないところが気に入っている。ハンドリングも◎。
ここからは俺の意見。36分換算で13.1得点は少し物足りない。今のニックスにとって、4割近くでスリーを決められるのは貴重な存在。せっかく出してるんだったら、もっとチームとしてグライムスにスリーを打たせるセットを増やしてあげた方がいいと思う。
グライムスももっとドライブして、プルアップを打ってと、積極性を見せてほしい。そうすればオールルーキーチーム入りも見えてくると思う!
タージ ギブソン C-PF
評価 : 9/10点 → 後半戦予想 : 9/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 45 | 3 | 20.8 | 5.4 | 5.6 | 0.8 | 0.7 | 1.1 | 0.5 | 62.7 | 20.0 | 72.7 |
21-22 | 39 | 4 | 18.3 | 3.9 | 4.5 | 0.6 | 0.4 | 0.8 | 0.6 | 52.6 | 36.4 | 75.8 |
もはやタージについてはあまり多く語る必要もないでしょう。安定感。得点こそ減少しているが、気迫のこもったプレイは健在で、センターで欠員が出たときにはいつでも安定した働きを見せる。
あと今年はスリーもちょいちょい決めてくれてありがたい。やっぱタージ最高よ。
ナーレンズ ノエル C
評価 : 3/10点 → 後半戦予想 : 6/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21 | 64 | 41 | 24.2 | 5.1 | 6.4 | 0.7 | 1.1 | 2.2 | 1.0 | 61.4 | 0 | 71.4 |
21-22 | 25 | 11 | 22.5 | 3.4 | 5.6 | 0.9 | 1.2 | 1.2 | 0.8 | 53.3 | 0 | 70.0 |
久々に怪我に悩まされるシーズンに。なかなかセンター2人が揃って出場できないのはつらいですな。
あんまり出てないからよく覚えてないんだけど、出場時のディフェンスへのインパクトは昨季の方が大きかった気がする。ただ、今年もバターを塗ってたのは鮮明に覚えてる。
戻って来てくれ〜。
マイルズ マクブライド PG
評価 : 3/10点 → 後半戦予想 : 2/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21-22 | 21 | 2 | 7.2 | 1.8 | 0.8 | 1.1 | 0.4 | 0.0 | 0.1 | 25.9 | 16.1 | 75.0 |
21-22(G-League) | 7 | 7 | 39.1 | 30.4 | 6.6 | 10.7 | 2.6 | 0.9 | 5.1 | 47.4 | 53.2 | 78.6 |
サマーリーグの時点では、ルーキー組の中でローテ入りに一番近い選手だと予想していたが、出番に恵まれず。
ここまでで最大のハイライトは12/16のHOU戦。ローズの負傷退場により35分のプレイタイムを与えられ、15点、9アシスト、4スティールをマークし、勝利に貢献。
見てはいないけど、Gリーグでは上記の通りバケモノスタッツを残しているし、かなりのポテンシャルを持っている選手であることは間違いない。ディフェンスは既にNBAレベルでも通用すると思う。
将来の先発PGがデュースだったらいいなあと思う今日このごろ。いつかローテ入りできる日が来ることを期待している。
ジェリコ シムズ C
評価 : 2/10点 → 後半戦予想 : 2/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21-22 | 18 | 0 | 6.5 | 1.1 | 1.5 | 0.1 | 0.2 | 0.4 | 0.1 | 72.7 | 0 | 75.0 |
21-22(G-League) | 6 | 6 | 33.3 | 14.0 | 11.7 | 1.7 | 0.7 | 0.3 | 2.0 | 72.0 | 0 | 80.0 |
2way契約選手。あまり出場機会は無かったが、多くの試合でベンチ入りし、欠員に備えた。
2/8のDEN戦では18分出場し、ヨキッチとマッチアップ。MVPセンターのパワーと巧みな技に大苦戦し、いい経験になったことだろう。
NBAレベルで戦っていくにはディフェンスの向上は必須だろう。
キャム レディッシュ SF
評価 : 5/10点 → 後半戦予想 : 8/10点
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(ATL) | 26 | 21 | 28.8 | 11.2 | 4.0 | 1.3 | 1.3 | 0.3 | 1.3 | 36.5 | 26.2 | 81.7 |
21-22(NYK) | 9 | 0 | 11.6 | 5.0 | 0.9 | 0.4 | 0.7 | 0.2 | 0.7 | 32.4 | 18.8 | 95.2 |
ATLとのトレードにより、大学時代の同僚バレットと再び共闘することに。まだあまり見ていないのだが、攻守でチームの助けになれる存在であると思った。
まだ出場時間は少なく、シュートの調子も良くないが、フリースローを獲得して確実に決めることができる能力は既に示してくれている。
他の若手同様、かなりポテンシャルのある選手なので、どんどん使っていってほしい。活躍次第で来季以降のスタメン争いにも加われるかも?
ライアン アーチディアコノ PG
評価:なし
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(CHI) | 44 | 0 | 10.2 | 3.1 | 1.5 | 1.3 | 0.2 | 0.0 | 0.2 | 41.9 | 37.3 | 65.0 |
21-22(G-League) | 2 | 0 | 18.0 | 6.0 | 2.0 | 4.0 | 1.5 | 0.0 | 0.5 | 40.0 | 0 | 66.7 |
ようこそ。
ルカ シャマニッチ PF
評価 : なし
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20-21(SAS) | 33 | 4 | 9.3 | 3.7 | 2.1 | 0.5 | 0.2 | 0.2 | 0.6 | 44.8 | 27.9 | 55.2 |
21-22(G-League) | 2 | 2 | 35.0 | 26.0 | 9.0 | 4.0 | 1.0 | 2.0 | 3.0 | 52.4 | 12.5 | 66.7 |
見てぇ!
Once a Knick, Always a Knick!
ケビン ノックス SF
G | GS | MP | PTS | TRB | AST | STL | BLK | TOV | FG% | 3P% | FT% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18-22(4 seasons) | 195 | 61 | 20.0 | 8.2 | 3.1 | 0.8 | 0.4 | 0.3 | 0.9 | 36.9 | 34.2 | 70.3 |
ノックス今まで本当にありがとう! 2年目にもっと使ってあげていたら少しは違ったキャリアになっていたんじゃないかと思ってるよ…。ニックスで大成する姿が見れなかったのはすごく残念だったけど、センスを感じるプレイを何度も見せてくれたプレイヤーだから、いつか覚醒することを願っています。
ウェイン セルデン SG
デイミアン ドットソン SG
ダニュエル ハウスJR.
タイラー ホール
マット ムーニー
ちょっとだけいた軍団。特に一瞬ではあったけどドットソンをまたニックスで見られたのは本当に嬉しかった! NBAでローテーション入りできる力は持ってると思うんだけどな…。
みんな本当にありがとう!
おわりに
こんな感じの前半戦でございました。
今季の試合を見ていて俺は何回も何回もイライラしましたが、一度も応援するのをやめようとは思いませんでした。いい結果は残せてないけど、戦う気持ちはまだまだ失っていないはず! 後半戦残り試合は少ないですが、やれることはやって結果を待つのみです!
今回はこれくらいです。次回はレギュラーシーズン終了後になると思うけど、今回意外と長く書いてしまったので、ちょっと短めになるかと思います(とかいいつつまた長くなりそうだが。書くことは尽きいので)。よろしければ次も読んでくださると嬉しいです。
それではまた次の機会に。読んでくださりありがとうございました。